某マイミクさんが「人を判断するものさし」・「モラル」等について日記書いていたので、そで思い出したこと。
ずっと前、エールフランスで成田から(・・あれはどこに行く途中だったのか・・忘れた)パリに行く予定だった時。まあ、たまにあることだが、機体整備の関係で出発が遅れ、客が苛々しながら待っていた際。
成田といいえば、国際空港であるにも関わらず、深夜発着が出来ないのは有名な話なので、もう夕方10時位になって、地上係員が機内から軽食を出してきて配りだした際に、もうレイオーバーになる・・・と諦めていました。
私は前の仕事がホテルですので、こういう際に裏で何しているかよおおおく判ります。そう、この数百名近くをどこのホテルに割り振るかで、大騒ぎしている筈。
この際の地上の対応が上手かったのは、最後まで「出発が明日になる」という事を言わずにずっと客を搭乗ゲート付近に止めておいたこと。
これを早く漏らしてしまうと、電話したり、クレームつけたり・・と客の対応で追われてしまうので、ホテルの部屋数が確保できて、バス手配等がすべて終わるまで(恐らく)、子供にはおもちゃを配ったり、お握り・サンドイッチ・パックのジュース等を与えつつ、その場を収めておいて、ちょうど皆がひとしきり食べ終わって、「ところで、どうなってんだ?!」ムードが高まってきた頃に、漸く手配の目処が立ち、本日は飛ばないことをアナウンス。待っていた客からブーイング(いまさら・・)。特にその便が家族連れが多くてげんなりした空気がたちこめる。
そんな空気をものともせず、子連れ・妊娠中・年配者・等々から誘導して荷物をピックアップ(した記憶がある)バスにて成田近辺とお台場のホテル複数に振り分けました。慣れているとはいえ、地上係員・お見事!
優先客として、フランス人の家族連れが先にバスに乗っていった後、あたりにはゴミが散らかり放題。
特に椅子が全員にあったわけでないので、床座りしていた人も多く、通路にも食べかす等が点々と・・。
東南アジアならともかく、昨今の日本ではめったに見かけられない情景。
それを足で片隅に寄せながらバス待ちの列に並んでいた私ですが、うしろの方で床すわりをして、べちゃべちゃおしゃべりをしている茶髪の女の子のグループ(日本人・コギャル・ガングロ系)が
「これ、ちょっとやじゃない?」
「しんじらんない!よねえ・・」
ここまではまあ想定していたが、
「じゃあ、ちょっときれいにしよっか?」
・・と片付け始めたのは、正直びっくり。
彼女らも、特にちらかりがひどかった、家族連れの残骸のみでしたが、きちんとゴミを仕分けして、ゴミ箱に捨てていました。
掃除は空港係員の仕事・・と割り切ってしまう私ですが、この まか不思議な日本語(他にもいろいろ話していた記憶はあるが、よく判らなかった・・)を話す、次世代の日本人をちょっと誇らしく思ってしまいました。
2008年4月25日金曜日
モラル・階級・人種
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2 件のコメント:
下のほうにあるリンクを読みました。2000年のインタビューでしたが、私が想像するDiackoさんの顔とイメージがなんか違って、興味深く読みました。(顔のイメージが違うから興味深いワケではないです。汗)
っていうか、非常に共感し、同時に感銘を受け、私もそっちの道に進みたいと思いましたが、今からじゃ遅いですか?(今年38歳です)子がいたらどうなんでしょう?
yumi(私も)
いったいどーゆーイメージを持っていたのか、想像するのも怖い・・・。
私は、極めてフツーの人なんですが。
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